八月の夕暮れどき、繭は宇宙人の干物を拾った。けれどいとこでおさななじみの理瀬ちゃんは、その宇宙人“ベロンチョ”が大嫌いだった。
十八歳のまま時をとめた繭と、十年ぶんおとなになった理瀬ちゃん。かつて少女だったふたりの時間が、ベロンチョとの邂逅をきっかけに動きだす。

概要

『八月の水なき空に』
文庫版・カバー付き / 104ページ / オンデマンド印刷
500円
コミティア109(2014年8月31日)発行予定
※本文の一部(6000字程度)を2014年5月に別名義で冊子にして販売しています。

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→本文試し読み「ベロンチョが帰る日」

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